FXで大金を稼いでる友人が憎くて憎くて羨ましくて仕方ない

「メンタルがヘラってる女性と付き合った友人の末路」という記事でも書いた事があるが、私にはFXで大金を稼いでる友人がいる。

 

彼は毎月数百万単位という金額を労働せずに稼いでいる。こういった人間は実在するのだ。

 

彼はもう何年もこういった事を続けている。最初は「いつか失敗して大損するのでは」と思っていたが、あながちそんな事も無いような気がしてきた。

 

私は働く事に関してはそこまで嫌悪感がないが、お金は欲しいし、羨ましく無いといえば嘘になる。

 

「大金を稼いでいる以外の事」はめちゃくちゃなので「彼と同じ人生を歩みたい」とは思わないが、嫉妬心がないと言えば嘘になる。

 

彼と関わる事はやめたし、彼がどういう人生を送ろうが私には関係がないが「いつか失敗して破産してほしい」と思わないと言えば嘘になる。

 

彼と縁を切ったところで、「比較にならないレベルの大金を労働せずに稼いでいる人間が身近にいるという記憶」が私の中から消える訳ではない。

 

そういった記憶が頭の中にあると、どうしても「自分の中の劣等感」や「自分が毎日頑張っている事のちっぽけさ」を感じるようになるし、そんな感情を抱いている自分にも嫌になる。

 

だから本音で言えば、彼には本当に失敗して欲しい。そうすれば私が救われる。そうすれば彼が間違っていて、私が正しい事が証明される。

 

「身近で頑張っている人をなぜ応援できないんだ」という声もあると思う。もし彼が「起業して努力して成功した」といった状況であれば、心から尊敬するし、応援もできる。

 

だけど大金を稼いでいる割にケチで、嫌な感じの自慢をちょくちょくしてくる、そんな友人を心から応援出来るほど私は良い人間では無かった。

 

自分以外の周りの人間も、表には出さないが、私と同じ様な人が多かったように思う。

 

ただ彼は頻繁に私の人生を羨んでいた。私の日常の何気ない話をしたら「〇〇はいいなぁ...」と私によく言った。嫌味やその他の意味を含んでいるのではなく、ただただ純粋な羨望の様に感じた。

 

「俺と同じ人生を送りたい?」と彼に聞いた事がある。彼は目を輝かせながら「めちゃくちゃ送りたい」と言っていた。